コート・ド・ボーヌ
アントナン・ギヨン
■ ワイナリー概要 1960年代に先代当主/アントナン・ギヨンがブルゴーニュの北はジュヴレ・シャンベルタンから南はムルソーまで広範囲に及ぶアペラシオンの畑を購入したことをきっかけに、ドメーヌとしての歴史がスタート。1970年代には、息子である現当主/ドミニク・ギヨンが、オート・コート・ド・ニュイにて80の地主が関わっていた南向きの好条件の350区画計22haを購入したことで、さらに多様なアペラシオンを持つ計48haのドメーヌへと成長を遂げる。醸造は全て本拠地であるサヴィニー・レ・ボーヌにあるセラーで行われ、白は樽発酵の後に基本12ヶ月間熟成、赤は果梗を取り除き開放槽にて発酵後、約12ヶ月〜18ヶ月間の樽熟成を経て瓶詰めされる。土壌の個性を活かした自然な味わいで、色褪せることな ...
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ジャック・カリヨン
■ ワイナリー概要 ジャック・カリヨンのドメーヌは、1632年創業というブルゴーニュでも屈指の長い歴史を誇ります。ピュリニー・モンラッシェ村で代々ワイン造りに携わってきたカリヨン家は、父ルイ・カリヨンの代を経て、ジャックと弟フランソワにより2つのドメーヌに分かれました。現在はジャックの息子・エマニュエル氏が6代目としてドメーヌに参加し、伝統を受け継ぎながらも、さらにその品質を高めています。ピュリニー村にグラン・クリュ「ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ」をはじめ、1級畑「レ・ペリエール」「レ・コンベット」「レ・ルフェール」「ル・シャン・カネ」「レ・シャン・ガン」といった銘醸畑を多数所有。緻密で丁寧な畑仕事が特徴で、年に2度表土近くの根を切ることで、樹の根が深く地中へ伸びるよ ...
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バデ・ミミュール
■ ワイナリー概要 シャトー自体の歴史は13世紀にまで遡りますが、1919年にシャルル・ミミュール氏がクロ・デュ・シャトー・ド・シャサーニュ・モンラッシェ(現ワイナリー)のオーナーとなり、娘婿の名と合わせて“バデ・ミミュール”の歴史が始まりました。ワイン商として名を馳せた時期もありましたが、1990年代以降はシャサーニュに戻り、高品質なブドウ栽培・ワイン醸造へと再び注力していくようになりました。自社栽培・醸造シャトーも構える計5haのクロにはシャルドネとピノ・ノワールがおよそ半分ずつ植えられており、他区画のブドウも全てシャトーにて醸造しています。低量手収穫・必要最低限の除草剤利用・自然農法といった品質への強いこだわりもあり、ワインは地域名アペラシオンも ...
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レジス・ルー
■ ワイナリー概要 1943年、3代目マルセル・ルー氏がサントーバンに4ヘクタールの畑を購入したことから始まったドメーヌの歴史。第二次世界大戦後の混乱の中、家族とともに土地を開墾し、白ワインを中心に着実に畑を拡大していきました。マルセル氏の息子である、レジス・ルー氏が畑の責任者を歴任。家族の手による丁寧なワイン造りを続け、現在は5代目のセバスチャン・ルー氏がワイナリーを運営しています。(「ルー・ペール・エ・フィス」とは、兄弟ラベルにあたります。)白ワインはフルーティかつ透明感のある味わいで、格上キュヴェになるほど生き生きとしたミネラル感と力強い骨格が感じられます。赤ワインは酸が美しく、ピュアで洗練された味わいが魅力です。サントーバン村は、特級畑こそ持ちませんが、実力ある1級畑 ...
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