コニャック
メゾン・フェラン
フランスの伝統あるコニャックメーカー「フェラン」社が、自社のポットスチルで蒸留した香り豊かなドライジン。ボタニカルは製造過程で傷まないよう特別な袋に入れて運ばれ、それぞれの抽出液をつくり、蒸留される。多くのメーカーが同じボタニカルで2回のインフュージョン(漬け込み)を行うのに対して、シタデルでは1回のみの使用で終えるというこだわりも。ベーススピリッツの原料には、フランス・ボース地方で収穫される柔らかいタイプのカペット種小麦を100%使用。3回に分けて丁寧に蒸留することで、よりピュアなスピリッツを抽出しており、香料も一切使用していない。
フランソワ・ペイロー
コニャックの中心地であるグラン・シャンパーニュ地方のジャルナック村から南2kmほどの場所に位置しているコニャック生産者。1893年にブドウ栽培・ワイン醸造を、そして1956年にコニャックの蒸留を開始して以来少しずつ事業は拡大していき、1971年には初めて自社ブランド「フランソワ・ペイロー」としての瓶詰めを開始。現在では28haのブドウ畑を所有しており、家族間で受け継いできた伝統的な製法で最高品質のコニャック(グラン・シャンパーニュ)造りに取り組んでいる。コニャックの味わいは辛口で繊細だが、少し甘さが残り、飲み飽きしない。リキュールは若いコニャックのスピリッツを使用し、着色料・香料は一切使用せず。ブドウ栽培も、減薬農法を実施している。