ダンシング・クロウ・ヴィンヤーズ

長年に亘りナパや北カリフォルニアにてワイン造りを手掛けてきた、Cartlidge & Browne Winery（カートリッジ＆ブラウン）創業者であるTony Cartlidge（トニー・カートリッジ）が、同ブランドの売却を契機に、2013年に創業した家族経営ワイナリー。同氏は2006年よりレイク・カウンティAVAの持つ高いポテンシャルに目を付け既にブドウ栽培を始めており、ダンシング・クロウでは近隣のナパとは異なる“フレンチスタイル”で、洗練されつつもカジュアルに楽しめるワインを理想として、フラッグシップ品種であるソーヴィニヨン・ブランなどサステイナブル農法の自社栽培ブドウを中心に30種を超える品種を扱いながら、同地区のテロワールを引き出すワイン造りを行っている。近年では息子のAdamとStefanも経営に加わり、2023年春にはナパから約1時間半北に離れたメンドシーノ・カウンティに待望のワイナリー設備とセラードアが完成。特にこの数年にて名だたるコンテストやレビューにおいてメダルや高得点を獲得し始めており、米国内においても認知度と人気が高まってきている新進ブランド。