ベルンハルト・オット

オーストリア・ニーダエスタライヒ州ヴァーグラムにて、1889年創立の歴史ある家族経営ワイナリー。ベルンハルト・オットとは、1993年より当主を務める4代目ベルンハルト・オット氏自身の名から。ベルンハルト氏がワイナリー経営に参画した1990年代後より、ワイナリーは飛躍的な進化を遂げており、2004年にはブドウ畑のオーガニック栽培への転換を実現、その後直ぐにビオディナミ農法へのさらなる転換を目指し、オーストリアを中心としたビオディナミの有志認証団体Respektを結成、ヨーロッパ各地のワイナリーを巡り研究を重ね、現在は自身もビオディナミ農法を実践している。収穫は全て手作業で行われ、自然酵母によるアルコール発酵、なるべくSO2や人の手を加えないワイン醸造を心がけている。白品種のみを手掛ける、オーストリアを代表するファイン・ワインの造り手。